言葉を相手にかけるかけ方は、内面の感情が変われば変わっていくのに、文字に捉われることばかりでこれは未だに課題です。なので小説を読んだり、自分の考えを言葉にして残す様にしています。

自分の考えを自分の言葉でいうと、元から実感を持てているので、相手を意識することに集中出来ます。これは今後も続けていきたいと思ってます。

もう一つは、言葉を崩すことを教わりました。
自分が専門学校に通っていた時は、早口言葉や言葉の高低差・口型、アクセントを意識することを大事なこととして教えて貰い、それをかなり意識していたので言葉を崩すというのがすごく難しくて、崩すやり方が全くわかりませんでした。

それを私の普段からの癖・骨格や筋肉の関係から教えてもらいました。私の声の出し方にはあまり違いがなく、それに対して疑問にも思ってませんでした。でも、声を圧縮したり音の長さを変えたりすることでも作品にアプローチすることが出来るのかと気付けました。

レッスンを受ける前と今の自分では格段に差がつき演技をするのがもっと楽しくなりました。
自分では気付かない癖なども治っていき、自分が変わっていっているというのが実感できます。

自分はオンラインでレッスンを受けさせて頂いていて、たまに不便な部分もありますが東京と離れた場所でも芝居が学べるという貴重な体験をさせて頂いて本当に有り難いです。

プロの声優さんや音響監督さん、ボイストレーナーさんといった方々にマンツーマンで教えて頂いているので、週一回のレッスンの時間がとても楽しみです。

例えば自分は感情だけで演技をすると思っていたのですが、ニュアンスの込め方、使う音のキー、主観と客観の使い分け等々のことも教えて下さり、芝居って奥が深いと改めて実感しました。

それに、自分の中で表現できていても、他人から見たら違う風に聞こえたりした時に咄嗟のリテイクに対応する力が徐々についてきたのかなと思います。